
本記事はアイロテック ダンベルセットを例に
プレート式ダンベルの拡張性にテーマを絞った記事になります。
本記事でわかること
- プレート式ダンベルセットの拡張を画像で解説
- プレート追加購入の是非について
結論:お得ではない場合がほとんど - プレート購入時はサイズに注意
→プレート内径サイズとシャフト全長について解説 - 重量プレートを賢く使い倒す方法
これから交換プレート式ダンベルセットの購入を検討する方はもちろん
もうダンベルセットを購入済みの方でも有益な情報となっていますので
ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
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アイロテック プレート交換式ラバーダンベルセット徹底レビュー 画像10点で解説します
拡張性について
拡張性(かくちょうせい)とは
付加的な機能を追加したり、それらの性能をあとから向上させる事が可能であるような設計上の特徴。
拡張性を活かした重量アップの例
↑20kg
コチラの商品では、この重量がMAXです。
↑27.5kg(プレート交換時)
1.25kgプレート2枚=2.5kg を取り外して
5kgプレート2枚=10kgに交換
その差 7.5kgにより
1.25kgから5kgに変更で7.5kgの重量アップを達成できます。
でもこれは片手分1本のダンベルだけのお話なので実際2本分追加となると合計4枚の5kgプレートが必要になってきます。
勘のいい方はお気づきかもしれませんが5kgプレート4枚、追加で購入する金額は、これはもうほとんど、40kgセットと同額です。
この辺りの比較と考察については下の方で解説していきます。
重量プレートを単品で追加購入

追加のプレート単品購入
or
ダンベルセットを追加購入もありの理由
プレートは単品で追加購入が可能
スーパースポーツカンパニーのサイト他で、単品でも販売しています。
画像はamazonです。
重量:5kg
穴径:28mm
3190円(税込)
販売価格は1枚のものとなります。
ダンベルセットを追加購入も有益な選択肢である理由
両手のダンベル2個に5kgプレートを2枚ずつ追加で付けるには当然計4枚必要です。
3190円 が 4枚 = 12760円
この金額は、ダンベル40kg(片手20kg)セットとほぼ同等です。
ダンベル40kg(片手20kg)セットには元々5kgプレートは4枚入っていますので、もうセットごと買い増しした方が良いということになってきます。
シャフトが2セットあると筋トレの効率が上がる理由
シャフトが2セット(4本)あると、実は良いことしかないです。
ドロップセットに素早く対応できたり、単純にプレート交換回数(交換作業数)が減少する可能性もあります。
個々のトレーニングにもよりますが、その他あげればキリがないくらい工夫次第では利便性が大幅に向上するはずです。
シャフトそのものは、細いため実は収納は容易で2本増えても問題になることはまずないです。
うまく活用しても余るプレートが発生してしまう、とお考えの方もいるかもしれません。
プレートの活用はダンベルだけに限りません。
本記事内で
重量プレートの他の使用法
も解説していますので、ぜひ目を通していただけたらと思います。
(記事後半になります)
追加プレートでプレートの収納に困ったら
プレートの収納に困ったらこんなアイテムもあります。
プレートラックですね。
一気にお部屋のジム化が捗ります。
追加購入時はサイズに注意
追加購入時はサイズに注意する必要があります。
シャフトはプレート装着部の径を確認、プレートは内径を確認します。
ここで注意したいのは、シャフトの全長も要確認です。
ダンベルのシャフト径
アイロテック だとレギュラータイプとオリンピックの2種のサイズがあるので購入時は注意です。
プレートの内径を確認してから購入しないと、全くサイズが合わず使えないという残念な結果を招いてしまいます。
アイロテック では
レギュラータイプ(径28mm)
オリンピックタイプ(径50mm)
が存在していますので、購入時は確実に確認する必要があります。
ダンベル全長によってプレートの枚数が変わる
シャフトの長さ(=ダンベル全長)は違うものがあるので要注意。
40kgセットと50kgセットではシャフトの長さと、取り付け可能な重量プレートの枚数が変わってきます。そもそも別物であるという認識が必要です。
注意
やってみると片手20kgセットではダンベル1本にプレート6枚が標準仕様のようですが、8枚付けることもできました。
しかしカラーを固定する部分がギリギリに近くなり、危険を感じます。
プレートが落ちたら最悪床は凹むし、足などの骨折の危険性も高いです。
メーカーの想定外の使用法は基本的にやらないようにしましょう。
後々の拡張の可能性を残すくらいなら、初めから40kg(片手20kgx2個)セットではなく50kg,60kgセットを買えば良いという発想になりがちです。そんな人こそ、コチラの関連記事を読み進めて欲しいと思います。そこには見えにくいデメリットも存在しているからです。
詳しくはコチラの記事でご確認ください
アイロテック プレート交換式ラバーダンベルセット徹底レビュー 画像10点で解説します
重量プレートの他の使用法
プレートを追加購入すると、必ず余るプレートも発生してきます。
そんなプレートも余すことなく有効活用する方法をご紹介します。

プレートがダンベル専用なんてもったいない!
他の種類のシャフトでも使用可能
シャフトもいくつかありますが一例です。
EZバー
上腕二頭筋 上腕三頭筋 のトレーニングに必須のアイテム EZバー です。
懸垂やディップスの加重に使う
懸垂やディップスなど自重系トレーニングの加重に使う
ディッピングベルト
ちなみにこのディッピングベルトを使用したディップスと懸垂が両方できるマシンを所有していまして、そちらの記事も気になる方は参考にどうぞ。
懸垂&ディップスマシンの記事はコチラ
懸垂マシン【マッスルタワータイプ】3選で家トレで逆三角形を作り上げる
重量プレートの他の使用法については別記事でしっかりまとめますので、本記事では簡単な紹介程度としておきます。
懸垂の参考記事
ディップス関連記事(記事内に優良ディップス動画紹介あり)
腕トレ 初心者からのYouTubeトレも! 厳選種目で2、3頭筋3選ずつで絶太
まとめ
プレート式ダンベルは特徴として圧倒的なコスパがあります。
そのため追加購入の単品プレートはどうしても割高に感じてしましますね。
そして実際割高です。
本記事ではプレート追加購入を検討中ならもう1セット購入するのも十分検討する価値ありの理由を解説していきました。
また、ダンベルに限らず、重量プレートは有効活用できるということも知っていて損はないです。
これから交換プレート式ダンベルセットの購入を検討する方にも有益な情報になったと自負しています。
拡張性、追加購入の可能性も含めて考えれば、初めはダンベル40kg(片手20kg)セットの購入をを当ブログでは(ダンベルの他の記事含めて)一貫して推奨しています。
その後で、必要に応じて40kg,50kg,60kgセットのいずれかを追加購入というという流れで間違いないと思います。
余程特別な事情がない限りは、ダンベルのプレートの単品購入はあり得ないと考えます。
今回は
アイロテック ダンベルセットを例にしてプレート式の一般的な
話として記事にまとめました。
より詳細なアイロテック ダンベルセットに的を絞った記事は
コチラになります。
アイロテック プレート交換式ラバーダンベルセット徹底レビュー 画像10点で解説します
ぜひ併せて、読んで見てください。